仙崎市場レポート、1番セリ 平成25年12月2日


強い風がようやく緩くなって網船が帰ってきました。旋網船はまだ打てないみたいですが。 では今朝の1番浜(2:00)。1時過ぎに入場した時はヨコワが箱立て終わってました。

先週よりサイズは小さめと部長談話。県外船2隻と通、仙崎の釣りモノです。

カツオがひと箱だけ。いい感じ!

沖建網に移動して、まず目を引いた鮮やかな赤。白ヒゲあったらサンタさんみないな(^^;

先月から沖建てにちらほら入ってきたこの魚、仙崎ではヒノマルと呼ばれる高価なお魚、チカメキントキ。コレは旨いでしょ!

今朝はマダイ、マダイ、タイ、タイ、ターイ、1番で260箱、1週間ぶりの盛況。

マダイ、美しい。

沖建てはマダイの他にもメジ、

ダルマ、小さいけど食べるには丁度いいかな?

アカバナ!沖建のアカバナ(カンパチ)はあまり見ない。

今日はアマダイ、イトヨリ、レンコダイ、チコダイ、ハモなどなど、たくさんの魚を水揚げした手繰網のセリ場を見てなかったけど、このヒメジは手繰りです。山口県はキンタロウと呼びます。萩しーまーとさんが売り出した『オイルルージュ』の原料で有名になりましたよね。何?『オイルルージュ』をご存じないですか!?こちらをご覧くださいな。

こぼれ話ですが、この製品を造っているのは長門の老舗!『オイルルージュ』の成功は、プロモーションもさることながら、この会社のテイストがワールドクラスだと実証されたに等しいでしょう。

おめでたい話を紹介します!

この製品は観光庁が先週開催した「世界にも通用する究極のお土産フォーラム」最終選考9作品のひとつに選ばれました(^^)

市場に増えて来た~、アカナマコ。浜値はキロ2,000円と大変お高くなっております。

盛期は夏場ですからこれから減ってきますが、写真のサザエは随分大きいな。

釣りモノに移動します。これからもっと増えるでしょう、のサワラ。1番のサワラはほぼ油谷湾で釣り上げられたもの。今の時期、湾内のイワシ棒受網が禁漁期間だから、相当な数のイワシが流入してきてます。それを追ったサワラの一群を向津具の漁師さんが釣り上げているんだよって、販売部長に教えてもらいました。

こちらは外海のイサキ。イサキは春が最盛期だけど、秋冬まったく揚がらないわけではありません。

ケンサキイカが少なかった~。タテイカは100箱超。ケンサキは活イカ市場に回ってしまったかもです。2段半、3段が増えて来たような、感覚的にちょっと小ぶりですかね。

ミズイカ(アオリイカ)は1週間見ない間にサイズアップしてごらんの型。定置物は小さいですが、釣りモノはもっと大きくなりますよ。

2番浜は見ていませんけど、定置網からサゴシ5トン弱、ヤズも相当数揚がりました。

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