仙崎市場レポート、2番セリ 平成25年11月25日


おはようございます、仙崎は灰色の雲に覆われています。雨はやみました。ところによっては晴れ間がのぞく不思議な空に変化しはじめてます。

今朝、2番浜に出かけたところ、販売部長から痛いお言葉、「なして1番にこんかったんかー」。

23日土曜日が休市だったから、市場は連休。だから明けの1番はたくさんの箱で溢れていたんだと聞きまして返す言葉もない…
県外船のヨコワが100箱超入ったんだってー。これから寒くなってヨコワの季節になると、仙崎市場に水揚する県外船がふえてくるようです。1番浜はトータル3,000箱の水揚でした。数の多いところでは、メジ750箱、ヤズ300箱、レンコダイ240箱、タテイカ200箱、レンコシバ180箱、小ダイ140箱。 その後、風が強まり雨もザーザーで2番の時間はこんな感じのセリ場。

通定置網の2番揚げを見つけて寄りました。「マンボウ」の声を耳にして網船に乗ったんだけどすでに姿なし、う~ん残念。通定置さん1番網はメジがドカンと741箱、ほかにサワラ、サゴシ、マンサク、ウスバをいれて7.4トンの水揚げ。2番はサワラ中心に1.2トンでした。

写真は2番の水揚、手前のサワラは型と模様が違いますね。これはカマスサワラだけど、大きい!8キロ。その奥はサワラ。 先週、通定置網の方にお会いして話を伺う機会がありました。この時期は仙崎市場にサワラがいっぱい揚がりますが、セリ値を比べると通定置網さんのサワラは少し高い。何故ですかと聞いたのです。

魚の取り扱い方ですよ、と答えて下さいました。サワラは網揚げ後、船の活け間に入れず、サワラ専用タンクに移していたのです。身割れしやすい魚なので手で運ぶのが基本仕事。網を使って移し替えることは、最低限の回数に留めているよ、箱に立てる時もぎゅうぎゅうに詰めないようにし、魚体が重ならないよう配慮してるのですって、納得!

帰り際、活魚水槽をのぞくとイシダイが心なしか寂しげに泳いでます。1番の活魚はアラやヒラメで賑わってたのに、その後は時化てしまったからですね。

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