新谷商店さん、今日のお魚から

新谷商店


日曜から雨、風がつよく、仙崎は週初めから水揚げがまとまりませんが、新谷商店さんに伺ってきました。

2番浜で仕込んだ鮮魚が冷蔵陳列ケースに並び、銀色に輝くスズキを見て、「これはヒラスズキだよ」と新谷社長の説明。 スズキはスズキだけしかいないと思っていたから、味が違うんですか?と訊ねたらまるで違うのですと!知らなかった!!

美味しいのはヒラスズキ。遺伝学的な理由よりも、生息域が異なるから食べるエサの違いが身質を変えるのでしょうね。

このヒラスズキは野波瀬支店の壺網(定置網)によるものです。場所は地図の白丸。

水深は20mもない区画です。磯にいる小魚、甲殻類を求め、幸島(こうじま)を廻る潮に導かれたお魚は垣網にあたり、そのまま運動網から箱網へと落ちてゆくのですけど、水揚に占める魚種のバランスは、通定置網や黄波戸定置網と違っています。今頃はクロヤがとても多かったり、そして今回のヒラスズキも、他の定置網より割合多く入ってきますよね。

スズキとヒラスズキの違いについて加筆しておきましょう。 スズキは湾内や河口付近の汽水域、さらには淡水域も生息エリアに含みますけど、ヒラスズキは主に岩礁帯で暮らし、汽水域で見かけることはほとんどありません。ルアーフィッシングのターゲットになる「シーバス」とは、主にスズキを指しています。

ヒラに限らず、スズキという魚を知らない人は少ないと思うんですが、では食卓にのぼるかというと、どうですか。案外と居ないでしょ。白身のキレイな魚ですし、フレンチやイタリアンなどの食材として利用されますから、一般的に「高い」のイメージがありませんか?スズキを使った和食の代表は、食べたことないけど、『スズキの奉書焼き』、やっぱり高そーなイメージ。

ですが、年間を通じて仙崎の代表的な魚、真鯛より価格は低いんです。ただ、水揚量は真鯛、小鯛のおよそ1/10。仙崎ではこうなってますけど、全国的には真鯛の半分程度とやっぱり少ないですね。都道府県別では千葉県の2,000トン(平成23年)が抜けて大きく、国内総水揚げの25%ほど。

新谷社長によれば、ヒラスズキはお刺身以外に、塩焼き、フライなどで美味しくいただけますよと。スズキは夏が旬と言われますが、ヒラに関しては、これから寒くなる12月、1月が旬です。どうぞ、お見逃しなく!

この他に並んでいたのは、旬のクロヤや写真のメジ。メジとは出生魚ブリの若魚。仙崎では、

ヤズ→メジ→ブリ と呼び方が変わります。

加工品は各種干物のほかに、エソのすり身

いつもいつもある製品じゃないんですよね。小手繰りでエソが獲れ、浜で買い付けたときに作るんだって話してくれました。鍋で決まりでしょ!

店名
新谷商店
住所
山口県長門市仙崎祇園町1033
メールアドレス
etsn3059@ezweb.ne.jp
営業時間
8:00~18:00
定休日
あり (日祝日)
駐車場
あり(3台)
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