仙崎市場レポート、2番セリ 平成25年10月22日


まだ風が強く波もありますが、正午現在はこんなに晴れているんです。

が、2番セリの5時は

風は強く雨が間欠的に叩きつける有様でして、これでは出漁見合わせが多かったかな。市場に足を踏み入れて、

さすがにケンサキイカの箱が見当たらない。けれど、向こうでシート張って奥にはスチロール箱の山。これは定置さんだぞと、近づきました。活け間の中に収まりきらなかったのか、カゴにウスバがてんこ盛りで10箱近く。獲れたてのウスバはカゴの中でまだ生きてます。

昨日も通定置さんはウスバハゲがまとまっていたんですが、今朝はさらに大きな水揚となり、ウスバ合計436箱は3.5トン、すごい。ちょっと前までマンサクがこの状態。最近はウスバ祭りでございます。時化の日は網船がほぼ休漁で、勇猛果敢な一本釣り漁師さんが僅かな水揚を残してくださいます。そして、各支店の定置網さんが頼りになり、今日の水揚げは、およそ3/4が定置網漁の仕事でしたよ。

さて、昨日のコラムでちょっとだけ話したサワラ。まだ、箱に立てる前の状態です。サワラは50箱弱ありまして、1本5キロの丸く太ったものは、キロ1,500~1,800円の水準で取引されてました。

サゴシは7箱と少なく、近ごろは水揚量がサワラと逆転してきていい感じですね。カジキが2本揚がっていて、1本は30キロサイズのバレン(バショウカジキ)。もう1本がこちら。

市場で撮影できたのは初めて、感激のシロ(シロカジキ)です。130キロありました。シロは味が良いと云われ、バレンよりセリ値が上がります。このサイズは脂もたっぷりのってるはずだし、1時間前まで泳いでいたのだから状態もグッド。

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