つみれと大根の煮物、第1回ながと食のワークショップ


食のワークショップ用、海の幸食材の手配は16日当日の1番セリで調達。ところがですね・・前日15日は大勢の網船、定置に魚がまとまっていたため、安心しきっていたのが急速暗転。関東直撃の台風26号を甘く見てしまい、「まさか北浦がこれほど荒れるとは」、想像以上に最悪の状態です。ご察しの通り16日は頼みの綱、定置も危険が伴うため休漁となりました。いちるの望みは小手繰網と一本釣りなどなど。

ワークショップ用の食材指定魚種は

  • ケンサキイカ
  • マダイ
  • ヤズ
  • サゴシ
  • アカミズ

定置がないとすればヤズがでてこないし、手繰りのマダイはなんとかなるとしてサゴシはどうですか?などなど、販売部長と打ち合わせをしていたのですが、奇跡的に1番セリ(2:00)ですべて揃いました。長門の漁師さん、仲買さんの底力。それで集めた食材がこちらの写真です。

いったん冷蔵庫に保管して、朝9:00にワークショップの調理室へ搬送した次第。さて、完成した料理はなにから紹介しましょうか?

時間を17日の試食会終了後の後片付けまで進めます。仙崎女性部さんのメンバーとおしゃべりしながら、何が美味しかった?という会話の中で感動的だったひと品。今日はこれをお勧めしましょうね。普段はばんばん獲れるのに、今回は一番心配したこのお魚の料理です。


痛恨のピンボケ写真となってしまい、申し訳ないです。
材料と手順を簡単に紹介しますが、分量は割愛することをご容赦くださいませ。

①生姜はすりおろし、白ねぎはみじん切り、これらをフードプロセッサにかけてつみれ状に丸めておきます
②土鍋に出汁と調味料を入れ、沸騰したらつみれを加えてことこと煮つめ、あくは丁寧にとります
③あくが引いたら大根を加えてさらにことこと煮つめます
④器に盛りつけ、針生姜を天盛りしたらできあがり

えっ!と思うくらい手順はシンプルでしょ。台所に立たない男でも作れちゃうよ。長門はイワシの街でもあり、そのつみれに味噌を加えて味を調えることはあっても、ヤズに味噌!が盲点でしたね。これは旨い!みなさんもお試しくださいませ。

(ワンポイントアドバイス)
・出汁は面倒でも化学調味料を使わずこぶとかつ節でとりましょう
・丸めたつみれは柔らかいため、土鍋に入れるときは崩れないようお玉を使ってゆっくりとね

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