仙崎市場レポート、1番セリとその他の情報 平成25年10月2日


暦は神無月へ変わりました。9月の仙崎市場はお魚まつりというビッグイベントもありましたが、水揚量が前年比1.5倍と増えまして、猛暑の不漁期から一歩踏み出した感じがします。9月末から昨日にかけて、ながとお魚まつりのほかに県内の水産業界を賑わしたニュースがあったんですけどご存知?

実は先週の木曜日ですから9月26日のこと、長門市は県漁協湊支店で開催された第45回山口県水産加工展審査会において、市内の出品者の方々が受賞されているんです。
水産庁長官賞には、「(有)工藤」さんの「剣先烏賊しおさし」と「き楽」さんの「とらふぐシューマイ」。「き楽」さんと言えば、仙崎市場の目の前にお店を構えてらっしゃいますよね!
山口県知事賞に、「フジミツ」さんの「玉子と鶏そぼろの親子蒲(おやこかま)」。
長門市長賞に、「花膳」さんの「黄金の卵」と 「吉村マツ子商店」さんの「粒うに手造り」。
そして努力賞に、「角島総本家」さんの「あまのり佃煮」。 
受賞各社のみなさま、おめでとうございました!

さて、神無月初回の市場レポートは2日の1番セリにでかけました。昼間は好天だったのに夕方から風が強くなってしまい、入港予定の網船、一本釣り船が1番に戻らず小商い。この写真はケンサキイカを積んだ各支店からの輸送トラックが、車両洗浄装置を通過して入場するところ。


トラックが入庫したらセンサーが反応し、次亜塩素酸の殺菌水プールでシャワーを浴びてからの入場ですよ。この夜はトラック2台でしたね。先月のお魚まつりの開会式で、「仙崎ぶとイカ」宣言が発令されたばかりのケンサキイカ、旬のものをご覧いただきましょう!


上は通支店の漁師さん。


こちらは野波瀬支店の漁師さん。写真がないんですが、5杯2段のさらに上のサイズ、『4杯+5杯』の箱がひとつだけありました~、販売部長と「でかい~!!」の合唱。寒くなると身が厚くなるんですねえ。話しがそれますけど、今朝の黄波戸のセリでは仙崎でも見たことの無い「ぶとマサバ」が1匹揚がってまして、いろんな人に聞いたけど誰もこんなの見たことないって言ってました。サバに見えるけどマグロじゃないのかって(笑)そういえば、仙崎に揚がる旋網のマサバはずいぶんと良い浜値がついて、先週はコンテナ2万円というのがありましたね。そろそろ、カツオも揚がってきます。みんなが仙崎の冬カツオは最高って言うから楽しみにしてるんですよ!

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